世の中に販促手法は数あれど、本当に売上拡大につながる施策とは何なのか?「組織のカルチャーです」と断言するのが、「靴下屋」などの靴下専門店を展開するタビオの越智勝寛代表取締役社長と、日本最大級のDIY専門ECを運営する大都の山田岳人代表取締役だ。
ともに経営危機を抱えた事業を引き継いだ2人は、社内外で大胆な改革を断行し、事業を大きくジャンプさせた。その背景には、通り一遍の解決策にカウンターパンチを食らわせ、ある意味で関西的に「おもろく」実効性のあるアイデアを創出させる、リーダーのスタンスや組織文化があったという。
有名サッカーチームのFCバルセロナとのライセンス契約を結ぶなど海外事業も拡大させるタビオと、DIYカルチャーの旗手として22期連続増収と成長を続ける大都。その経営者のユニークでありながら応用可能な組織運営の秘策とは?シェラトン都ホテル東京総支配人能川一太氏が迫る。