「うるるとさらら」や「ぴちょんくん」といった独自のブランド施策を通じて、ダイキンのルームエアコンを業界トップへと押し上げた立役者である片山義丈氏。
1988年にダイキン工業に入社して以来、一貫して広告宣伝・広報の現場を歩み続けてきた。マス広告全盛期に企業コミュニケーションの最前線を担っていた「宣伝部長」という存在を体現する、最後の世代の一人と言っても過言ではない。本講演では、30年にわたって培ってきたブランドづくりの思想や実践を、どのように後進に託し、次の時代にふさわしいかたちで発展させていくのかに迫る。企業ブランドの持続と進化に必要な“引き継ぎ”のリアルを語る、まさに最後の宣伝部長による集大成の40分間になる。