ヤシノミ洗剤で知られるグローバル企業のサラヤと、みるく饅頭「月化粧」などが大阪土産の定番として愛される青木松風庵。
企業規模も、扱う商材も、マーケティング戦略も異なる2社ですが、両社は「信頼」を積み重ねることで、顧客から強く支持されているという点で共通しています。
安心・安全、心身の健康維持・向上、ダイバーシティ&インクルージョン、環境保護、国際/地域社会への貢献。
そして何より、洗剤の洗浄力・お菓子の美味しさといった機能的価値の実現。
顧客と企業の間で交わされる約束には様々なものが考えられますが、それを守り続けることは容易ではありません。
地道な継続が求められる取り組みの成果をいかに可視化し、社内の納得と協力を得るか。
守るべき伝統と大胆な革新のバランスをいかにとりながら、顧客の信頼と共感を得るか。
変化のスピードが早く、先行き不透明で予測が難しい時代に、ブランドを守り育て、業績向上・事業成長へとつなげていくためのヒントを探ります。